lost in translationについて
- この映画を面白くないという話が出る場合に、描出される日本の姿が気になって映画の中身を見れないようになってるんじゃ無いのといいたくなるパターンの出現頻度が高い。「ナショナリスト」でない人のナショナリズムのあり方に接するよい機会になる。まあでも、「日本」「東京」よりも映画見ようよ、作者が何を作りたかったかを見ようとする方が面白いんじゃないのとはやっぱり言いたくなるが。その上で、舞台が東京である事を味わおうよと。
- 例えば、京都のシーンがとても無意味に思える感じに入ってくる事、それを日本人が無意味だと思うことから、そのシーンの意味/効果を考える(というか滲ませるというか)とか。自分の場合、特に言語化できるような印象があまり無い。印象はあるんだけどねえ。
- まあ、日本人にはそうで無い人よりも「敷居」の高い映画だなあということで。kill billの日本とは真逆な効果かもしれないなどとも言いうる。このあたりは参考まで→http://abcdane.net/archives/000877.html。