自分が非生産的な話

  • http://d.hatena.ne.jp/hokusyu/20040822#p3でとりあげている「おおきく振りかぶって」の話。まず、この作品は人間の関係性がストレートにテーマになっているので、一般的に女性向けとしての条件を備えているといえる事が一点。そして、-----------------
    やっぱ主に腐女子コミュニティの成員の視野の偏向に帰結してしまうのではないかと思う。
    激しく端折って、ここにあらわれる行き違いは主に腐女子コミュニティに内在するものに由来し、だからこそ腐女子は自らへの抑圧をうむいじめの温床を内在的に持っているということも可能。
  • おおきく振りかぶって」ってそもそも胡散臭い話なのだから(そこが面白いのだから。そういう強度を持つものなのだから)、あのくらいのPOPくらいで貶めるも糞もないんじゃないかとも言える。書店員にとってこの一部腐女子の反応は一般的なリスクの範囲として織り込み済みだったという印象も強い。無意味に優劣でいえば、したたかな方が一般に優れているとはいえる。