すんません取り敢えずメモと関係ない話

  • ここに書いてある話はおもしろいし、同じように感じる→http://d.hatena.ne.jp/cake/20041028#p1。多分構造というのはテーマみたいなものを如何に核心として核心的に説明するかというような事であったりはするのだと思うのだけど、確かに舞城的愛もライトノベル的お約束も同様に小説による説得力が足りていない。
  • 古川日出男の小説って日本人が書くものの中では抜群に面白いと感じる部類なのだけれど、部分で瞬間最大風速的に「この本がこうなりたい」を「この本のこうなりたいが見えた古川日出男」が追い越すような場面があるように思う。物語の食い破りかたが荒いというか。
  • 上手くいえないけれど、構造や物語や食い破りもやはり語りとかと上手い事織っていかないとどこか食い足りない感じがのこる(自分の頭がわるいだけ、ではあるがw)。最近ではジュリアン・バーンズ「10 1/2章で書かれた世界の歴史」が一番面白かったのだけれど、その織り方が自分にフィットしたんだろうなあ。ミロラド・パヴィチとかバーンズみたいのが一番好きだ。芦屋家の崩壊も好きだしって言うとそれはちょっと違うか。
  • 柴田元幸って全然接して無いみたいから今度読んでみよう。