今更ながら素朴な疑問
- 代表的なところで山形浩生のhttp://cruel.org/asahi/asahibe.html#be12(via http://standpoint1989.cocolog-nifty.com/hello/2005/01/post_14.html。こちらの本論とはあまり関係ない)だが、国が邦人を救出する義務ってのは、いわゆる国民の三大義務でトレードオフ(特に救出費用云々などの金銭的な話は原則的に納税の義務で)なんじゃないのだろうか。それ以上の「自己責任」は関係ないと思うんだけど。http://www.miyadai.com/index.php?itemid=98の、全体のトーンや具体例はアジっぽいので無視するとして、「犯罪者だろうと国民救出に全力を尽くすのは憲法的義務。」って辺りに集約されないのかしら。
- 私の公(国家)への責任=国民の義務への対応で、法律や憲法での規定上行われなくてはならない国家の(私に対する)振る舞いってのがあると思うのだけど違うんだろうか。
- 社会と国家って別物だと思うのだけど、山形論ってその辺ごちゃ混ぜになってない? 市場の感覚と社会感覚をなんか山形オリジナルな感じで結合させたのが国家だと思ってるみたいな感じがする。これってhttp://d.hatena.ne.jp/dalmacija/20050113#p2やhttp://d.hatena.ne.jp/dalmacija/20050117#p1と関係ありそう。