• 土曜9/2は三の丸尚蔵館山種美術館、日曜9/3は野間記念館へ。あー三の丸尚蔵館はすっかり混んでた。三期四期はそうでもなかったけどなあ。体力が下降気味だったらしく、歩いて山種美術館についた頃には結構ぐったりしてて困った。日曜も出かけたらぐったりしていて困った。
  • 最近は近代日本画のマチエールうぜーという心理傾向です。でも上村松篁はいつもながら素敵。この間奈良まで見に行ってきた。絵は全体の半分は素敵。美術館はレベル低かった。
  • いままであんまいいと思わなかった荒木十畝だけど、黄昏をみてこういう絵作りがある人だと言うとっかかりを得られてよかった。
  • 一般に絵の中にある時間が長い方が好き。ベタでも封じ込めでも何でもいいんだけど。逆に永遠系は大概だめ。まず永遠概念に不徹底がある。
  • 十二ヶ月図の色紙はセンスがよく出てて面白い。趣味はきまりすぎにも思えるけど徳岡神泉が一番いいかな。
  • あといろいろ、その他、自分にとってよかったもの。呉春、岡本秋輝。狩野芳崖小林古径奥村土牛(今嫌いだけど)、小茂田青樹。堂本印象、木村武山。まあ、御舟や大観みたいなガウス平面で描いちゃ駄目でしょ的な天才はそれぞれ別枠だし。
  • そうそう、山種美術館をでたところでみた夕方の空がきれいだった。空はまだかなりの青さだが、雲にあたる日はすっかり黄色く、白と青と金の3色の空になっていた。