読書
ズービン読書メータに「最近一番楽しみにしてるシリーズの一つ。どのキャラが数寄とかいえないくらいみんな数寄w」とかコメントつけてふと思い立ち、「みんな大数寄だよ」でぐぐったら『"みんな大数寄だよ"との一致はありません。』とのこと。おお日本のgoo…
夜愁〈上〉 (創元推理文庫)作者: サラウォーターズ,Sarah Waters,中村有希出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2007/05メディア: 文庫 クリック: 30回この商品を含むブログ (32件) を見る夜愁〈下〉 (創元推理文庫)作者: サラウォーターズ,Sarah Waters,中村…
未読を[本]、読んだのは[読書]にすりゃいいんじゃないかと思った。
そうですなんか過去読んだかどうだかよくわからない、なんか読み進めるごとに既視感を覚えつつ。しかし、典型バーストは案外強烈な印象を残した。こんな話だったかジェインエア。これも最近読み終えたチボー家の人々との同類項感、というか対しての先行性を…
幻想小説全集の3巻の「ブーヘンワルトの聖者」を読んでいるのだけれど、これならば確かに小説が成功したり失敗したりするものだということを確認することが出来る。 うちゅうせんそうでつか
読了記録。読んでいる間に書きたい事がいくつか浮かんだけれど、書くまで覚えてるかなあ。 ある程度評判を聞いていてなお読もうという気になる作家とそうでない作家という感覚があって、自分は自分のその感覚を大体信頼している。しばしばなにかしら別のきっ…
読んだきっかけはここからhttp://amrita.s14.xrea.com/d/?date=20050608#p01。 さて酔っ払って管を巻こう。考えるまでもなく自明の事ばかり書いてあると言うほど倣岸ではないにしろ、自分にとって何一つ驚くことのない内容で(でもやっぱ「ユダヤ人は、モー…
如何にも911以前の話と感じさせられるほどアメリカの戦略は上手くいっています、てへ。やっぱRRだよね、それはドイツか、はぁ。つうかプロローグやエピローグやそれに付随する要素の強烈な蛇足感はなんでしょう、幸せな夢がはちきれています、なんか狙ってる…
なんと言うのでしょう。途中から4巻を読み返しているのでまだ読み終えてないんだけれども。くどいようですが、えーたまに姪巴などという風評も流れてきますが(作者本人すらw)、自分にとっては萌えに止まるものではないです。これぞ読者冥利、か。全然違う…
個人的なことは政治的なこと。ならば、個人的なことは文明的なこととも導けるし、文化的ともグローバル経済的なこととも言えるだろう。単に個人の実存についての話として読むのはたぶん面白くない。この本の舞台は遍くヨーロッパ文明でこれは主役でもある。…
ジェラールとジャック (白泉社文庫)作者: よしながふみ出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2004/05/01メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 23回この商品を含むブログ (60件) を見る
シンプルな源氏物語のようなものですか、なんていったら色んな切り口で怒られそう。
面白すぎ。ロンリー・ハーツ・キラーより感性的に合う。全体としてはよく分からないけれど、部分部分の仕組みで思考を飛ばせるのが楽しい。例えば、記憶は情報の部分集合?見たいなところからの連想とか。
のだめもーだめ。
サリンジャーは食わず嫌いである。あんま食べたくない。いや、ライ麦畑もってるけど。手に取ってパラパラめくってみると、どーにも入りたくない気分になるんだよなあ。入れば平気なのはわかるんだけど。
なにかしら of the bestなんだけど、何といおうか。ヒューマニティ?まさかねぇ(核w。蟲師をもっと力感的にした感じ・・・ともちょっと違うしなあ。
作品の内容とは直接関係ないことで、適当な対応では無いと思うのだけど読んでる範囲でしか言えないのでそういう言い方をするけど、「読者の時間」の使い方・想定が上條淳士と似てるかも。ある種の読者に対するスタイル?を含んだ系譜として上條淳士を通る線…
一応一次情報の類なので、ひとまずは腹の中に溜め込むのみだ。実践における理路とは如何なるものかの手がかりとなる実例。
続きは出ないものだと思ってたのだけど。取り敢えず接収。
↑のようなことなどをいいやるのも、これを読み始めているからってことで。ちょうど万物理論/イーガンを読んだあとだというのも、とっても時機を得ている。 読了。これもカテゴライズの話として理解することとなった。結局のところ定義の問題で、応用領域によ…
適当な言葉で書いてしまうが、これは出来事と時間にかんする本質を捉えた、伝説・伝承などによくあるようなその辺に沢山転がってる類の話だろう。"出来事"のインパクトからしても列聖されるにたる、今との連続の濃さゆえに省みられない近過去という歴史的時…
とユリイカの多和田葉子特集を平行して読んでいる。偶々なのだがとてもタイムリー。 古語と日本語と英語による翻訳/解釈の激しい有様とともに万葉集の面白さが提示されるのだからお得な本だ。古語と日本語だけではわからない事、普通著者にとって当たり前す…
読了。考えるのはこれから。取り敢えず、TOEに「心脳問題」という切り口はあるだろう。物理と情報の統合は具体的に語られていなかったように思うから。しかしもう倫理、倫理の奔流。イーガンの手にかかってはSFとは将に倫理のツールに以外の何者でもないかの…
多和田葉子はヒナギクのお茶の場合が積読になっていてまだ読んでいない。ぱらぱらとめくった時点で、非常においしそうで後に取っているような感じだったのだが、このユリイカは書店の店頭で見かけ必携の判断が轟き即断で保護回収に至った。で、まだ読み始め…
今のところ半分くらい。足し蟹ACはセカイ系っぽい。 なんやかんや言ってもこいつは倫理の作家だなあと思う。
かなり評判よいようなのでそろそろ積読の山から引っ張り出そうかなと。で、まだ取っ掛かりなのだけど、どこかで「セカイ系?」みたいに言われていたのをみて、イーガンがセカイ系?なんじゃそれと思ったので、その辺の日本の文脈にどう繋げたがられるのか気…
自由についての葛藤を貴族にさせますかそうですかとは思うが、そんな単純な読みでは落第ですたぶん。公爵と大尉の関係は闇の左手と比較しうる、とまでは言う気になれないか。ある意味腐女子向けw。安彦良和が漫画化したら嵌るだろうな、主役がどうなっちゃ…
今日はいろいろ弱っているので電車の中でうるうる仕かねない次第でありました。おいおいトリバコハウスでかよって。 実に関係ないけどYoung Youって定期購読無いのかなあ。
取り敢えず列挙。作家で買ってるのばかりだから自分にとってはこの中に外れはない。外れと見做さない読みの観点がある。 無限の住人 (17) (アフタヌーンKC)作者: 沙村広明出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/11/22メディア: コミック購入: 1人 クリック: 3…
今回の文学フリマで入手したコンラッドを読むまでの私は、佐々木敦について「テクノイズ・マテリアリズム」を持っていてCDのライナーを良く書いてる楽典とかにも通じてそうな人という認識だった。「ex-music」の存在は知らなかったし、風貌も堅いイメージが…
正直巷間にいうところのあるらしいあ〜るが引き合いに出される場合というのが全く理解できん。関係ないじゃん。別にギャグマンガじゃないんだし。じゃあ何かって言うとうーん、普通に業界マンガ/青春マンガって感じじゃないかしら。 (11/26追記)こちらhttp…