雑感
土曜9/2は三の丸尚蔵館と山種美術館、日曜9/3は野間記念館へ。あー三の丸尚蔵館はすっかり混んでた。三期四期はそうでもなかったけどなあ。体力が下降気味だったらしく、歩いて山種美術館についた頃には結構ぐったりしてて困った。日曜も出かけたらぐったり…
20歳過ぎくらいからだんだん百年千年単位の時間が肌になじんでくると思う。数年前あたりから漸次的にそうわかってきていた。一年のスケールを概観するようになったら、あとは進むばかり、ここでなにか知ると認識に飛躍が生じてとんとんと体に入っていく、と…
日本人はヨーロッパ人よりも個人主義的だ、という言葉が何について述べているのか。私はかつてオーケストラの音楽の単位時間当たりの複雑性、多くの要素が同時に進行する事の複雑性の楽しさ語ろうとしたとき、「要素が一纏まりになる」と言う言葉を使って、…
って、怖えなと。ここ最近の会社の行き帰りで、クラシックを高頻度で聞くわけですよ。何かと言うと、まあ内田のベト後期ソナタはまあいいんだが(よかないが)、殊にテンシュテットのマーラー、大地の歌の終楽章やら3番の終楽章やらを聞くわけです。あんなも…
早速国立博物館へ。帰りによった電気屋で、買ったものと図録を一緒に袋に入れてもらったら、これいったんですかどうでした、といった事を聞かれたので、つい、三の丸尚蔵館でも今若冲展をやっててそっちの方がいいですと余計なことをいってしまったきもおた…
何らかの専門性に基づいて普段的外れのない優れたことを書く人達が、なぜかサッカーが絡むとナンセンスな話の展開をさせる。サッカーに絡めてるけどサッカーのエッセンス(エリアーデ用語で言う「スペクタクル」)から疎外されているエピソードや論旨展開。…
6/17が三の丸尚蔵館で、6/18はギター聴きにいった。で、24は表参道で千住博の講演を聞いて、25は山種美術館と。ものすごくメジャーだけど|なだけにやっぱ若冲は見といたほうがいい。
すごく上手かった。視野も結構広かった。ゴール前でスピードが落ちるのが惜しかった。こんな強いチームが2戦目まで勝ち点0で消えるとは。さすが死のグループ。 しかし今大会はまだサプライズがないねえ。日程を見ると、一番近くでは韓国フランスあたりでなん…
知らなかったので、日本の不思議なところのない敗戦よりも、ロシツキーがアーセナルへの方がビッグニュース。5/23あたりのニュースだったみたいね。ロシツキーと中村一義は顔が似てると思う。来期はアーセナルTVでもえられるのね。 てかいてたら、ロシツキー…
http://plaza.rakuten.co.jp/starsoccerbp06/diary/200606040000/で思ったこと。それは伝統と言うものの観念の違いだと言うこと。「そのあたりの事情」こそを自分たちの先祖が作り上げた伝統と呼び、その過程は誇りなわけです。アイデンティティっていうやつ…
コントロールできないもの、に対するあり方。以下にそれを愛で、参加するか。あるいはよりプリミティブな段階として、いかにしてその認知を持つか、なにがそれだという認知を持つか。 たとえば自分の上司は優れた人なのだけれどもかなり興ざめなところがあっ…
どうもかいてなかったみたいだから書いとくけど、ここのところの日本画探訪では、私としてはまず松尾敏男を知れたことが収穫。造形の美しいものはアプリオリ(誤用。意味的誤用というよりは単に言葉の雰囲気からのより低レベルな使用)に好き。あとは意外と…
5/28は五島美術館へ。上ヒレカツ定食とオリジンーヌ・カカオのケーキを食ったよ。 日本画の画家の内、図録などで見た限りでは一番好きな上村松篁だったが、実物が思った以上にかなり凄かった。構図が構図がと語られているその真価はまさに戦慄もので、自分の…
今度は、土曜に野間記念館で大観、栖鳳、玉堂をみて、日曜は国立近代美術館で所蔵品展を見てきたのよ。ああ、山種美術館は「緑雨の景観」ていう展示だった。野間記念館は雑誌の表紙原画も良かったよ。
この間の土曜日は山種美術館に行ってきたわけですよ。
昨日行ってきた。
http://d.hatena.ne.jp/dalmacija/20060306/1141657645について。 なんであのトピックについてどうも興ざめしてあんま突っ込んで考える気がしないのかっていうと、あれを往年の「ネタ」と「ベタ」の論議のフレームに当てはめて捉えている自分の歴史性によっ…
しばしばカテゴリミステイクを批判することがあるわたしだが、カテゴリミステイクがイノベーションを誘発する場合があるだろうことも認識している。
そういう場合って、議論の対象になりうる、まともな意見の持ち主って1割以下くらいになりそうだとおもう。
町山ブログ〜finalventの日記あたりのルワンダ・ダルフール・関東大震災周辺の話題について。あたしが言えた義理じゃないことだが、思うところをいいますと。 それは場合によっては違うし、違う場合の方が多いのだとは思います。が。このトピックの場合、「…
ご多分に漏れず、私はくらもちふさこの天然コケッコーを大変印象深く覚えているわけだが。きっとそれは、あれが、リズムにおいて音楽的なものだったからに違いない、今にして思えば。もちろんラストに引っ張られているだけだ。 つうか今日はうちに帰ってから…
僕らはトイザらスキッズ
久々の肩書きニートの返上、今日から日本橋勤務の私ですがなにか。TBを頂いたので、ちょっと補足を書きたいと思う。 こういうのもなんだがイスラムとはもともとこうだっていう話はまあ結構わかっているわけだ。あたしゃユダヤ文化は一般人としてはそれなりに…
いろんな人が論じてるけど、何らかの原則に照らそうとする論のほとんどはナンセンスになっていると思う。どの陣営の人間もある程度相互に共有できる原理原則に則っている連中は騒ぎを起こしていない。フランスなどの欧州メディアにしても問題にしているのは…
大したことじゃない。イデアの話かもしれない。 欠くべからざる大切なものだと思っている要素がある。不可欠なのだ。いついかなるときも。↑馬鹿じゃないのか空気嫁!。というのが空気嫁の正しい用法であるおそらく。そうでない場合はまず使い方として不十分…
ここを参照しつつ日曜から作り始めて昨日一日中煮込んでひとまず今日出来上がりなんだけど。さて何に使うかな。しかしおもしろい。小麦粉が熱で変わっていく過程とか本当おもしろい。加熱最高。料理はおもしろい。 今度はなんかお菓子を作ってみよ
macskaさんと林道義氏が何つうかうんざりするやり取りをしている。なんでうんざりするのか。林氏は自分の論理思考力の瑕疵を認知できていない。で、カテゴリミステイクを起こして意味不明な、かつバックラッシュ〜な印象を残す話をしている。macskaさんは林…
写実的観点からは誇張のある絵で描かれることの多いものだと思うけれど、汚いものとか描きにくいものを描かないことについて、美しいものを強調して描かなくていいことにしてしまう志向と、単に欠落として描かない志向とあんじゃないかなとか思う。志向って…
まず関係ない話から。異見(それはイタい場合が多い)を述べたいけど注目されたくない時は、婉曲的なタイトルをつけるといいと思う。あと拾われるようなキーワードを避けるとか。 去年の選挙について、小泉・自民党・議席数の3つの極があったとして。小泉を…
つうか何度いったかしれんが、もう今のコンピュータで出来ることはもうほとんどわかり切ってて、すでに知られている可能性と現時点との隙間を埋めてくだけのことでしかない。今のコンピュータに新しい可能性はもうない。熱の問題にブレイクスルーがあっても…